2025年6月9日、北海道・函館市で信じがたい事件が報じられました。
逮捕されたのは、わずか20歳の女子大学生・櫛引七純（くしびき なずみ）容疑者。
彼女は児童相談所に勤務しながら、そこで保護されていた17歳の少女を無断で施設外に連れ出し、支配下に置いた「未成年者誘拐」の疑いがかけられています。
この記事では、事件の詳細から、櫛引七純容疑者の顔画像、通っていた函館市白鳥町の大学、そして一体なぜこのような犯行に至ったのかという“動機”について深掘りします。
■ 事件の概要：女子大生が17歳少女を誘拐？
函館中央警察署によると、櫛引七純容疑者は6月7日から8日の間、児童相談所に保護されていた17歳の少女を無断で連れ出し、道内の宿泊施設に滞在させていました。
6月7日午後3時半すぎ、函館児童相談所から「預かっている少女が行方不明になった」と警察に通報があり、事件が発覚。警察の捜査により、櫛引容疑者が手配したとされる宿泊施設で少女が無事保護されました。
取調べに対して櫛引容疑者は、「すべてその通り。軽率な行動をしてしまったことを後悔している」と容疑を認めていると報じられています。
■ 櫛引七純の顔画像は公開されている？
現時点（2025年6月10日時点）では、櫛引七純容疑者の顔画像は公開されていません。
事件の性質が非常に重大である一方で、容疑者が20歳という若年であり、また初犯である可能性もあることから、報道機関は慎重な姿勢を取っているようです。
ただ、ネット上では「児童相談所で働くような人物なら、真面目で正義感の強い印象だったのでは？」という声も多く、顔画像の公開によってイメージが一変するかもしれません。
■ 櫛引七純の大学はどこ？函館市白鳥町の大学を調査
報道では「函館市白鳥町の大学に通う女子大学生」とされています。函館市白鳥町にある代表的な大学として最も有力視されているのが、
公立はこだて未来大学（Future University Hakodate）
です。
この大学は、情報科学・デザイン・工学分野に強く、地域との連携や社会貢献活動にも力を入れていることでも知られています。また、学生の多くは真面目で活動的な印象があります。
櫛引容疑者が通っていたのがこの大学である可能性は高いものの、大学側からの正式な発表は現時点ではありません。学生による重大事件ということで、大学側も対応を慎重にしているのではないでしょうか。
■ 櫛引七純はなぜ誘拐したのか？女子大学生の犯行動機とは
最も不可解なのは、なぜ20歳の女子大学生が、児童相談所で保護されていた少女を連れ出したのかという点です。
報道では「軽率な行動を後悔している」と述べており、計画的な誘拐というよりも、「同情」や「助けたい」という感情が先行した可能性が指摘されています。
以下に考えられる犯行動機をまとめてみました。
1. 被害少女との「感情的なつながり」
櫛引容疑者は、児童相談所で子どもたちの“話し相手”や“世話係”として勤務していたとされます。少女と年齢が近く、姉妹のような関係になっていた可能性があります。
その中で、少女から「施設を出たい」「逃げたい」「一緒にいてほしい」といった訴えがあり、それに応じた形だったのではないかと考えられます。
2. 正義感や理想とのギャップによる暴走
「困っている子どもを助けたい」「話を聞いてあげたい」といった思いから児童相談所での勤務を選んだのであれば、現実とのギャップに失望し、独断で「助ける手段」を選んでしまった可能性も否めません。
3. 精神的ストレスや同一化
若年の女性が、年齢の近い少女に対して強く同一化（同じように感じる）し、「私が守らないと」と思い込むケースもあります。心理学では「共依存」や「過剰な保護者意識」と表現されることもあります。
■ SNSや世間の反応は？擁護と批判が分かれる
この事件に対し、SNSやニュースコメント欄ではさまざまな意見が交わされています。
批判的な声：
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「児童相談所の職員が誘拐って本末転倒」
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「大学生が宿泊費をどうやって用意したのか？計画的だったのでは」
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「信用できるはずの場所で起きたことに絶望を感じる」
擁護・同情的な声：
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「少女が本当に助けを求めていたのかもしれない」
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「加害者の女子大生もまた、精神的に追い詰められていたのでは？」
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「制度の隙間に苦しんだ2人に思いを馳せたい」
多くの人が指摘するように、「少女が本当に被害者なのか」「櫛引容疑者が一方的な加害者なのか」については、まだ明らかになっていない点が多くあります。
■ まとめ：少女を連れ出した女子大学生の“真意”とは？
櫛引七純容疑者による未成年者誘拐事件は、表面的には「児相職員による誘拐」として報じられていますが、背景には“感情のもつれ”や“理想と現実の乖離”が存在していたのかもしれません。
まだ20歳の女子大学生。彼女がどんな思いで少女を連れ出したのか、軽率な行動ではあっても、その奥には複雑な動機が隠れているように感じられます。
そして保護された17歳の少女。彼女がこの事件をどのように受け止めているのかも、今後の報道で明らかになることを願います。
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