昭和から平成初期にかけて大相撲界を沸かせた元大関・**小錦八十吉(KONISHIKI)**さん。外国出身力士として初めて大関に昇進し、引退後はタレントとしても多くのファンを魅了してきました。そんな彼の私生活は、常に注目の的。特に話題になったのは、元人気モデル・塩田すみかさんとの結婚と離婚、そして現在の妻・千絵さんとの深い絆です。
この記事では、小錦さんの2度の結婚と離婚の真相、そして現在の夫婦生活、子供の有無などを詳しく解説します。
小錦八十吉と塩田すみかの華やかな結婚披露宴
小錦八十吉さん(当時はKONISHIKI)は、1992年2月、人気モデルとして活躍していた塩田すみかさんと結婚。当時の披露宴は東京・新高輪プリンスホテルで盛大に開かれ、各界から1,600人以上が出席する大イベントとなりました。
披露宴の費用は、なんと6,000万円以上ともいわれ、テレビ中継されるなど、まさに国民的関心事。2人のアツアツぶりは周囲からも羨ましがられ、小錦さんは著書『はだかの王様』(読売新聞社)でも「どんなに温かいハートの持ち主かよくわかる」と、塩田さんへの愛情を綴っていました。
突然の離婚報道とその背景
しかし、結婚から約9年後の2001年12月、小錦さんと塩田さんの突然の離婚報道が写真誌によりスクープされます。報道後すぐに、小錦さんはハワイ・ホノルルで記者会見を開き、離婚を正式に発表。
黒いTシャツにショートパンツ、キャップ姿というラフな装いで登場した小錦さんは、「2年ほど前から別居していた。お互いのために、この方法が一番だと話し合って決めた」と語りました。
不仲やトラブルを否定し、「笑いながら離婚したい」という前向きな決断だったと強調しましたが、具体的な離婚理由については一切語られず、多くのメディアやファンの間で憶測が飛び交うことに。
当時の関係者によると、小錦さんは「妻からもらった一番のプレゼントは“愛情”だよ」と語るほど塩田さんにベタ惚れだったとのことで、離婚は信じがたい出来事でした。一部では「義兄との確執」が原因とする声もありましたが、真相は今も謎に包まれています。
千絵さんとの出会いと再婚
その後、2000年に出会ったのが、現在の妻である千絵さんです。交際は3年間におよび、2004年1月7日に再婚。新たな人生のパートナーとして、2人は多くの困難を共に乗り越えてきました。
千絵さんは歌手として活動しているアーティストであり、小錦さんのダイエットや健康管理、会社経営、音楽活動などにおいて常に二人三脚でサポート。メディアでも「理想の夫婦」として紹介されることが多く、温かい家庭を築いている様子が伝えられています。
腎臓移植が深めた夫婦の絆
特に大きな話題となったのが、2023年12月4日に行われた夫婦間腎臓移植です。体調を崩し腎不全と診断された小錦さんが、日本で治療を受ける中で、妻・千絵さんから腎臓の提供を受けたのです。
記者会見で「ハニーが僕の中に入っちゃった」と語る小錦さん。その表情には深い感謝と愛情が滲んでいました。
「嫁の腎臓をもらうのは、正直怖かった。でも彼女がいてくれて、心強かった。99.9歳まで生きるよ!」
この腎臓移植が、2人の間にさらなる絆をもたらしたことは言うまでもありません。手術は成功し、2024年には千絵さんに感謝の気持ちを込めた記念ライブも開催されました。
小錦と千絵さんに子供はいるのか?
ここで気になるのが、「小錦さんと千絵さんの間に子供はいるのか?」という点です。
結論から言えば、2人の間に実子はいないようです。小錦さんは公の場で子供について語ることは少なく、インタビューやテレビ出演でも夫婦の絆や健康面に関する話題が中心です。
ただし、2人の関係は非常に強固であり、子供がいなくても夫婦としての愛情と信頼に満ちている様子がうかがえます。
また、小錦さんには実家のハワイに多数の兄弟姉妹がいることから、甥っ子・姪っ子など家族との交流も多く、家族的なつながりを大切にしている点が印象的です。
小錦八十吉の現在とこれから
2025年現在、61歳を迎えた小錦八十吉さんは、タレント活動を続けながら、音楽活動やイベント出演など、多方面で活躍中。健康面の不安を抱えながらも、妻・千絵さんの支えのもと、第二の人生を力強く歩んでいます。
「徹子の部屋」(2025年5月28日放送)では、腎臓移植の経緯や夫婦の絆について、黒柳徹子さんとの対談の中で詳しく語られる予定で、注目が集まっています。
まとめ:波乱万丈の人生を支える“愛”の力
小錦八十吉さんの人生は、まさに波乱万丈。力士としての成功、華やかな結婚と離婚、再婚後の闘病と夫婦愛――。
現在の妻・千絵さんとは、まさに「運命の人」と言える深い絆で結ばれており、夫婦の姿勢から学べることは多いです。
子供がいなくても、2人の絆はまるで家族以上の強さを持っている。そんな小錦夫妻の姿に、多くの人が勇気と希望をもらっているのではないでしょうか。
今後も小錦八十吉さんと千絵さんの活躍から目が離せません。
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